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「家を高く売る」際に気をつける5つのポイント

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ポイントその①:家を売るのは、思っているより難しい?

持ち家を素人の方が売るというのは非常に難易度の高い物となります。

現代では核家族化が進み、戸建てに住むよりもマンションに住む方が多くなっており、昔ほど、持ち家の財産的価値が下がってきている為です。
また、不動産業界の人でも無い限り、持ち家を売るのは人生に1回あるか無いかというのがほとんどのケースだと思います。

経験が無いので、具体的な相場が分からず、業者に安値で買い叩かれてしまう・・・。
予備知識が無いと、100万円単位での大損をしてしまう可能性も十分あります。

このような事にならない為にも、家を高く売るためのポイントを事前によくチェックしましょう。

ポイントその②:近隣物件の値段を知ろう

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自分の家の相場を一番簡単に知る方法は、近隣物件の価値から比較する事です。
現状で売りに出ている、近隣の中古住宅・新築住宅・土地の値段を調べましょう。
インターネットで、『 地域名 家(または土地) 販売 』などのキーワードで検索してみるのも良いかもしれません。

当然ですが中古物件なので、同じ地域の新築物件より高く売れる事はまずありません。
ですので、新築物件を調べると、家を売る際の上限金額もおおよその見当は付いてきます。
無知だという事で足元を見られ、安く買い叩かれない為にも、相場をしっかりと知っておきましょう。

ポイントその③:最低限度の知識は持ちましょう。

家を売るには沢山の知識を必要とする為、つい不動産業者などの専門家に任せがちになってしまいますが、これは不動産会社側のサジ加減でいかようにもなってしまう為、大変危険です。
全ての知識を持てとまでは言いませんが、実際に家を売る際の流れ・家を売る際にかかる税金や諸費用など、最低限の知識は持っておきましょう。

ポイントその④:きちんとした仲介業者を選びましょう。

家を売る際には、購入したい人との間を仲介してもらう為に不動産業者と契約をする事になりますが、この業者の事を「仲介業者と」呼びます。
家を売る際に最も重要な事は、この仲介業者の選定です。

家を販売する時は、仲介業者の広告方法や営業マンの対応・家の見せ方などにより、売却金額が大きく変わってきます。
家にある中古の本やCDを売るのとはワケが違い、このちょっとした差だけでも、百万円単位で変わって来るのです。
仲介業者を選ぶ際は慎重に決めましょう。

仲介業者は大手なら安心!?

CMなどでもよく見る東急リバブルやcentury21など、日本で有名な仲介業者は多数あります。
このような企業はネームバリューもしっかりしているし、大手だから安心だろうと思うかもしれませんが、全国対応の仲介業者の場合ですと、どうしても地域ごとの特性を知るだけの手間がかけられずシステマチックに対応になってしまい、結果思わぬ見落としがあるというケースがあります。
むしろ地元の事を良く知っている中小業者の方が強い場合もあるので、すぐに契約をしてしまわずに様々な角度で比較してから契約するということを徹底して下さい。

業者の中には悪徳業者も居るのでご注意

仲介業者の中には、早く家を売却成立させてしまいたいが為に、何かと理由を付けてなるべく低い金額で売る事を強く勧めてくる業者もいらっしゃいます。
また、契約をする時は良い条件を付けたにも関わらず、いざ契約をした途端に条件を変えてしまうという方法を取るような所もあります。

同じ業界の人間として非常に悲しい事なのですが、このようなケースは実は少なくありません。
家を売りたいという場合ですと、経済的な事情など、何か急ぎの理由がある場合も多いかと思われますが、焦ってこのような業者に引っかかってしまわないよう注意が必要です。

仲介業者の得意分野を見極めよう

仲介業者と言っても、業者によってその得意分野は様々です。
大手業者の場合ですと、都心の売買には強く、また売買の情報も全国規模で流す事が可能です。
ですが、地域単位で見た場合、地元密着型の不動産業者の方が強い場合も多いです。

また、その他の違いで、大きく分けると

・賃貸・売買のどちらを得意とするか?
・一戸建て・マンションのどちらを得意とするか?
・仲介での売却・直接の買い取りのどちらを得意とするか?

などがあります。
自身の売りたい家の状況に合わせて、相手業者の得意分野をまず知る事が大切なのです。

出来る営業マンかを見極めよう

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仲介業者に売却の依頼をした際には、担当の営業マンとお話する事になりますが、実際に家を売るまでの流れにおいて、この営業マンが担当する事になります。

ですので、営業マンの力が、家を売れるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
同じ会社の営業マンでも、個々の力は当然違いますし、どうせなら売る能力の高い方に当たって欲しいですよね?

また、いかに能力が優れていても、相性が合わないと意味がありません。
『能力』と『相性』。この2点に注目して、自身に合っている営業担当かを見極めましょう。

ポイントその⑤:なるべく家の印象を良くしましょう。

家の購入者がいざ見つかって、いざ内見!となっても、見せられる環境が整っていなければ当然売れません。
家主側としての努力として、最低限良く見せる為の努力はしておきましょう。

ざっとまとめると、以下のような事はやっておくと良いでしょう。

できる限り掃除をしておく

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中古の家なので、汚れているのは当然と思うかもしれませんが、掃除をしているとしていないとでは見た目の印象が全く異なります。
自身が家を買う側となった場合でしたら、掃除をしていない家をわざわざ買おうなんて人はなかなか珍しいと思います。

実際の印象は当然変わりますし、やはりキレイに掃除している家は早く売れていきます。
どうせ売る家なのだから・・・と面倒がらずに、内見前は手間を惜しまずに掃除しましょう。

窓を全開にして換気をしておく

普段生活をしている時には気付かないのですが、家庭にはそれぞれの『におい』という物があります。
自身のにおいは気にならないものですが、いざ他人の家に行った時にはそのにおいが気になるものです。
これらのにおいを無くす為にも、窓を全開にして、よく換気をしておきましょう。

カーテンがあれば開けておく

実は、カーテンが閉まっているのと開いているのとでは、部屋の広さの見え方が変わってきます。
また、カーテンが開いていると開放感が出ますので、見に来る人により良い印象を与えられます。
カーテンは開けておく方が良いでしょう。

まとめ

家を売る際に知識を何も身につけないで望んでしまうと、場合によっては百万円単位での損失となってしまう可能性があります。
家を売る際にかかる税金や諸費用など、最低限の知識は勉強しておくことが大切です。
また、近隣の不動産価値を調べてみたり、仲介業者を様々な角度で調べてみたりするなど、安易に契約をせずに事前に下調べをきちんとしておく事が大切です。
いざ内見が決まった際にも、購入希望者の印象を少しでも良くする為に、掃除や換気などをしっかりしておく事を心がけましょう。

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