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戸建とマンション どっちがお得?(中古物件編)

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中古の戸建てとマンションって、結局どっちがお得なの?

マイホームをそろそろ購入しようかと思っていても、マンションと一戸建てのどちらが良いかを悩んでいる方は多いと思います。
結論から先に述べてしまいますと、中古に関しては一戸建ての方がおススメなのですが、この部分をご理解頂く為にも、比較的に安価な中古物件に関して一戸建てとマンションでどのような違いがあるのかを、様々な角度から徹底比較してみましょう。

一般的な戸建て・マンションのメリット・デメリットとは?

まずは新築・中古に関わらず、一般的な戸建てとマンションの、メリットとデメリットをまとめてみました。

戸建てのメリット

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・隣人との騒音トラブルが起こりにくい
・スペースを確保すれば、敷地内に駐車場を置く事が出来る
・管理費や修繕積立金がかからない
・増築や建て替えを自由に行う事が可能

戸建てのデメリット

・建物の修繕を自身で行う必要がある
・セキュリティー面を、自身で考えて行く必要がある
・立地の利便性は、マンションよりも劣る場合が多い

一般的に、戸建ての場合、価格はマンションよりも高額になってしまいますが、物件の購入費用以外にかかる費用が少ないのが特徴です。
例えば駐車場が敷地内に確保出来る場合ですと、毎月の駐車場代がかかりません。
仮に駐車場代が毎月3万円とした場合、30年間使うと約1000万円程になってしまいます。
また、マンションだと毎月かかる管理費や修繕費の支払いも不要ですので余計な出費を抑える事が出来ます。

積み立ての変わりに修繕は自身で行わなければならないので、一概に全てがそうとは言えませんが、マンションの場合よりも、購入後の費用を抑えられるのが一戸建ての特長だと思います。
また、外装や間取り・内装まで全てを制限無く自由に変更出来る事や、マンションと比べてプライバシーが確保しやすく、騒音トラブルなども少ないのもメリットです。

マンションのメリット

・セキュリティー面が充実している場合が多い。
・通常の場合市街地に建てられているので生活の利便性は高い。
・立地が駅周辺など、一戸建てより利便性が高い場合が多い。

マンションのデメリット

・隣人との騒音トラブルが考えられる。
・駐車場の確保が難しいケースもある。
・管理費や修繕積立金、駐車場代が別途でかかる場合がある。
・管理組合などへの参加義務がある。

一方マンションの場合、駅前などの立地条件が良い場合が多く、生活の利便性優れた場合が多いです。
また、防犯面についても、管理人が常駐していたり、オートロック・セキュリティー会社との契約などが標準で行われている場合も多く、戸建てよりも優れている場合が多いです。

資産性

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将来的な資産価値で考えると、一戸建てを保有していた方が有利です。

建物自体は、マンション・戸建てに関係無く年数と共に老朽化し、価値が減少して行きますが、土地部分に関しては、地価が変わらない限り、資産価値が変わらないからです。
将来的に売却をする場合、建物の価値は変動しても土地の価値はきちんと残るので安心です。

一方マンションの場合、土地権利は各戸の居住専有面積に応じた所有権という扱いです。
つまり、マンションの居住者全員で土地を分配しているという形となります。
この場合、権利として保有している土地は非常に小さい物で、その為価値もほとんどありません。
建物に関しては、先程もお伝えしたように年数が経過すると共に価値が落ちますので、資産性の目減りの変動が一戸建てより大きいのです。

所有形態

一戸建ての場合、土地も建物も購入者個人のみの名義ですので、リフォームなどをする場合にも特に制限は無く自由に行えます。
極端な話、家を半分取り壊して庭にするなんて事も可能です。

一方、マンションの場合ですといずれも居住者全員の共同所有という形となります。
ですので、リフォームをする場合などでも技術的な制限などが設けられていて、思ったようなリフォームが出来ない場合がございます。

購入後の諸費用

購入後の諸費用にも大きな違いがあります。
中古一戸建の場合、特殊なケースの場合を除き、ローンの返済を除けば固定資産税のみで済んでしまいます。

一方マンションの場合ですと、固定資産税以外にも管理費や修繕積立金などの費用がかかってきます。
これらの費用は毎月支払わなければならず、また築年数の経過とともにその費用が増えていくのが相場です。
この相場は、修繕の費用が管理側で不足した際に上がるケースが多いのですが、一般的に建物は老朽化と共に必要な修繕が多くなり、築年数によっては大規模な修繕などが必要な場合も出てきて、別途に一時金を徴収される場合もございます。
ですのでマンションの場合、入居時には管理費が安いと思っていたのに、いつの間にか高くなってしまっているという場合もありますので注意が必要です。

一戸建ての場合、修繕は自身で行わなければならないにせよ必要な場合にのみすれば良いので、余計な費用がかからずに済むケースが多いです。
諸経費で考えた場合、やはり一戸建ての方に軍配が上がると思います。

防犯性

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既に前述しましたが、一般的にマンションの方が防犯性に優れています。
近年のマンションの場合、オートロックやセキュリティー会社との契約を標準でしている所も多くなってきていて、これを一戸建てでやる場合は自身で行わなければなりません。
しかしながら、逆を言えば自身で行えば問題はありませんし、管理費などの余計な費用がかからない分防犯対策に費用を回す事も十分可能です。

マンションの防犯の場合、共有しているがゆえの隙という物が必ず生じてしまいます。
例えばオートロックの場合ですと、引越し業者が出入りしている際には、扉は開けっ放しになってしまい、隙だらけになってしまいます。

このように、いくら強力なセキュリティーとは言っても、共有施設であるが故の隙という物は必ず生まれてしまいます。
もし完全なセキュリティーを考えるとしたら、一戸建てを持ち納得の行く防犯をした方がより確実な安全では無いでしょうか?

まとめ

中古物件で一戸建て・マンションを購入しようと考えた場合、単純な物件の金額のみではマンションの方が一般的に安いと言われております。
しかしながら購入後にかかる費用を考えると、駐車上代や管理費・修繕費の積み立てなど、毎月にかかる費用がマンションの方が圧倒的に多く、長期間に渡って居住した場合積み上がった額は場合によっては何千万単位にもなってしまうケースもある事を考えると、最終的には一戸建ての方が費用を抑えられ得だと思います。

資産価値においても、物件の価値は下がっても土地の価値は変動しにくい為、一戸建ての方が有利です。
また、防犯面も近年は優れたマンションが多くなってきておりますが、共有施設が故の隙もありますので、一番安全なのは、自身の家族のみが住む戸建てにおいて納得をする防犯をする事だと思います。

このように、中古物件の場合一戸建ての方がマンションよりも総合的にお得となってきます。
とは言え、両方ともにメリット・デメリットはございますので、様々な情報をよく吟味して頂き検討材料の一つにして頂ければと思います。

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